ねんりんピック2010石川大会報告

 

                         by相羽東湖

 

 楽惑クラブオーバー60チームは、10月9日から11日のねんりんピック2010石川大会に85歳中根等さん(最高齢者賞を受賞)を筆頭に22名で参加しました。毎月2回の練習、8月の合宿、9月の東惑戦を経て目標のチームに成りつつありましたが、石川の能美市グランドで一気に開花しました。

 

 1日目対山口戦、270。2日目対滋賀戦、315。FWBK2戦とも全員出場しすばらしい内容の試合でした。ラインアウトからドライビングモールで攻め込みバックスラインに展開してウイングが持ち込み選手全員で勝ち取ったトライの味わいはラグビーをやったものだけが知る醍醐味です。2試合で相手をたった1トライに押さえ込んだデフェンスが皆の思いを象徴しております。

 

 選手一同久しぶりに本当のラグビーの楽しさを再確認し、年齢も忘れて喜び、盛り上がって美酒を味わうことができました。選手各自がチームを意識して、楽しみながら練習や個人トレーニングに励み目標に向かって日々を過ごす、何歳になってもこんな素晴らしい経験ができるラグビーに感謝です。

 

 今大会では幼稚園小学生から大学生、ラグビー協会員や多数の係員ボランテアの人々にお世話になり、小雨の中開会式では常陸宮殿下ならびに妃殿下もご臨席され感動的なアトラクションで迎えてくれました石川県民の方々に御礼を申し上げます。